May 17, 2018

テーブルコーディネーター、プロトコールマナー講座

テーブルコーディネート教室・東京、公式ブログです。
宮島ワンダ教室です。こんにちは。

テーブルコーディネーターはさまざまな食様式を
知った上で、オリジナルなスタイリングができる人材です。

今回、テーブルコーディネートの基礎をご紹介します。
テーブルセッティングはリネン、磁器、カトラリー、グラスで構成されますが、
 レストランと家庭では大きな違いがあります。レストランではフォーマルなものが
 多く、リネンや皿、グラスには色の付いたものを使いません。デコレートしたカト
 ラリーもあまり見られません。また、ウエディング以外はセンターピースに、ほとん
 ど力を入れません。



●セッティングは先ずリネン、次に皿、カトラリー、グラス、
 せンターピースの順に飾りますが、フルセッティング(ディナーなど食事を頂ける
 状態)では、リネン無しで19個の道具をセットしておきます。位置皿、パン皿、
 テーブルナイフ、テーブルフォーク、フィッシュナイフ、フィッシュフォー ク、前
 菜用ナイフ、前菜用フォーク、テーブルスプーン、デザートフォーク、
 デザートナイフ、デザートスプーン、コーヒースプーン、バターナイフ.

●白ワイングラス、赤ワイングラス、ゴブレット、シャンパングラス..

世界の洋食器
1)イギリスではウエッジウッド
があります。一七五九年創業の、英国の名門
であり、粘土に骨灰を混ぜるボーンチャイナが有名です。

2)ドイツではマイセンがあり、一七一〇年創業で欧州で最も長い歴史です。代表的なも
のは1739年完成した「ブルーオニオン」があります。竹の根元に双 剣を描いて
あるところが他のブルーオニオンと違います。書かれているのは桃、ザクロ、竹です
が、ザクロがタマネギに見えたことからこの名がつきました。
それぞれ、幸福、繁栄、長喜を表しています。また、日本に馴染みがある染め付け
で、使っている色が少ないので料理とのコンビネーションが取りやすいです。また
、現代マイセンを代表するシリーには「波の戯れホワイト」があります。
ドイツにはフッチェンロイターのエステールなどもあります。

3)フランスにはエルメスがあります。一八三七年創業で、皮製品では有名ですが、
食器類への進出は一九八四年と比較的最近です。白地にHの文字を幾何学的 に描く
「リズム」などがあります。Hの色は赤緑青の3色です。一九三八年発表の
アクセサリーを描いた「シェーヌダンクル」は、四代目のロベールデユマエルメス
が港を散歩していたときにひらめいたデザインです。「シェスタ」は異国風の庭園を
思い描いています。
フランスで陶器はジアンがあり、パンジーが書いてある
アリスが有名です。

4)デンマークはロイヤルコペンハーゲンです。「ブルーフルーテッドプレイン」は
中国のバラと菊を描いています。横笛のような溝があるので、フルーテッドと呼ばれ
ています。一七七五年の設立当初からある伝統の柄で、職人の手描きによる
絵づけを続けています。日本にも、早く入ったので定着しています。

ちなみに、日本ではナルミの「ロージーレーン」があります。バラのつぼみが徐々に
咲く様子が描かれています。一九一一年に創業し、六五年にボーンチャイナの量産化
に成功しました。強度は世界有数の水準といわれています。

この他、南欧ではリチャードジノリ「イタリアンフルーツ」、
中欧ではハンガリーのヘレンド「ウイーンのバラ」
オーストリアのアウガルテン「ウインナーローズ」

基本的に磁器はチャイナと呼ばれるように、ブルーオニオンやフルーテッドな
ど、中国から影響を受けたものが多いようです。ヨーロッパ人の嗜好で あれば建築
に、合わせて描かれています。また、同じ磁器でも色が土の質により、全然違いま
す。例えば、エルメスのリモージュの白と比べると、ジリの白はブルーぽく、硬い
感じです。

●グラスですが、格式を重んじる場合はステムウエアを使います。ゴブレットや
白ワイン、赤ワイン、シャンパンフルートがあります。最初は神に新酒を
捧げるために使い、王様、貴族、庶民に移りました。タンブラーはジュースやミル
クを飲む時の普段使いのコップです。昔の酒杯は獣角で、庶民はガラスを持
てず、置けば転がるので、タンブラーと呼ばれるようになりました。また、タンブ
ラーは食後に別室で、スコッチやウイスキーなどに使われます。

●カトラリーは西洋人の家庭では銀器を買います。テーブルウエアは人間より寿命が
長いので、母から娘に誕生日にプレゼントします。

●リネンは西洋の食卓にかかせないものです。特に、綿でなく光沢のある、麻が好まれ
ます。形はテーブルトップに合うもので、色はフォーマルな白です。
寸法は25cmあります。また、ヨーロッパではレースは小物で、食事の時でなく、
ティータイムの演出として使います。ディナーの時は白でしっかりしたリネンを、
ランチは目的に応じて、色を変えたりします。

 

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