May 18, 2018

テーブルコーディネート色彩

テーブルコーディネート・宮島ワンダ教室成城、公式ブログです。
こんにちは。今回、カラーについてご案内しますが
まず、ジメジメの季節に作ってみたいタルトをお楽しみ下さい。

白桃とイチジクのタルトと皿
お菓子はタルト・ペッシュ・エ・フィグ

土台のパートシュクレには、クレームダマンドが
入っていますが、皮付きの アーモンドのプードルを使い風味を出しています。
酸味をきかせるため、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、すぐりを
使ったジャムを塗りました。
上にのせてある、いちじくは薄い皮なんで手で剥くと実までとれてしまうため、
湯剥きにします。桃は白ワインとシナモン、レモンの皮、バニラ、アニスで香
りつけ、常温で中に浸透させます。次に水分を取り、4等分に切ってのせます。
上にはレモン風味のグラサージュを掛けています。また、ラズベリーとミント
も並べました。飾りの飴細工はドイツ製のパラチニットという砂糖を、180℃で
シロップにしてから、ベーキングシートに流して、刻んだミントを加えま す。
一度、固めてから、オーブンに入れると飴が柔らかくなるので、パレットでならし
ます。パラチニットはグラニュー糖と違い、泣きにくい砂糖です。お皿の縁は
コバルトブルーとゴールドです。 


では、食空間の色についてみましょう。
色は人をリラックスさせたり食欲を
増進したり、人の精神に大きく影響します。自分の環境、
ダイニング ルーム、リネン、ティーカップ、カーテンなど
食空間の色を考える時は、
次のような組合せを念頭におきましょう。

季節の色には、4つの種類があります
春(スプリング)は菜の花やパンジー、チューリップなどのウォームソフト。
夏(サマー)はあじさい、ラベンダーのクールソフト。
秋(オータム)はすす きや落ち葉、菊などのウォームハード。
冬(ウインター)はクリスマスツリーとポンセチアのクールハードです。

◎季節ごとの色のイメージ
春の色はアイポリーやべージュ、クリーム、ピーチピンクで、カジュアル、
ロマンチック、ナチュラルで、にぎやかなイメージです。

夏の色はブルーグレー,プリッシュグレー、ミントグリーンでシンプル、
ロマンチック、ナチュラルで、さっぱりした感じが出ます。

秋の色はベジューやブラウン、オリーブグリーンでハードカジュアル、
エレガント、クラシックで、伝統的なイメージです。

冬の色はホワイトや黒、グレー、ダークグリーンでモダン、エレガントで、
生活感がない感じを与えます。

以上のような春夏秋冬の色の中で、食空間に相応しい色は春と夏です。
また、暖色はリラックスできます。寒色と暖色を
一緒にしてもかまいませんが組み合わせ方が難しいでしょう。

ヨーロッパの食卓の色には、それぞれ伝統的な意味があります。
赤はキリストの血、グリーンは生命力を表し、プロテスタントの
クリスマスカラーです。
カトリックは清らな白で、クリスマスの他に教会や結婚式関係のテーブルにも使われます。
ゴールドは権力の象徴です。西洋の食器には、ゴールドの縁どりが
よく見られます。黄色は春がくるという希望の色、
イースターカラーです。

コバルトブルーは心のやすらぎと神の力、宇宙を表現しています。
天国とのつながりや、美しい空間を表現することから、教会のステンドグラス
によく見られます。また、コバルトブルーは色が出しにくいので、
値段が高いものでした。このため、洋食器でコバルトブルーは評価が高く、
すべてのヨーロッパの窯元にみられます。

また、住まいのカラーとしてはベージュをお勧めします。ベージュに囲まれると
リラックスした気持ちになります。ホテルや公式の場に多く、写真にも良く映り
ます。また、後退色や寒色、くすんだ色との組み合わせは広々感がでます。

次に食のカラーテクニックですが、料理と食器の色バランスは、おいしそうに
見えるように組合わせます。

赤と緑、茶と黄色などがあります。
暖 色のキャラメルや黄色あると食欲を増進します。写真に撮る場合は赤が入った
ほうがよいでしょう。逆にキャラメルは写真映りがよくないので、ミントやラズベ
リーを上にのせます。有彩色はまとめて、ガラスなどの無彩色のものに乗せると
良いでしょう。有彩色と無彩色は混ぜずに分けることがコツです。また、ピーマン
の赤やオ レンジ、グリーンなど野菜の色は食欲を誘います。ランプなど暖色の
明かりはキャラメル色なので、食欲増進になります。蛍光灯はグレーが入っており、
色空間に合いません。ただ、西洋人と東洋人とでは目の作りが違うので、日本人は
あまり嫌がらないようです。

  

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