Q.ワンダ先生のテーブルコーディネーターへのきっかけは?
A.テーブルリネンはきっかけ

2007年1月1日

orangerie31

なぜ、私が日本にきてからヨーロッパのテーブル・セッティングについて関心をもつようになったかといいますと、つぎのような経験があったからです。

数十年前、日本に来ることになった時、まず問題になったのはプレゼントに何をもっていくかということでした。私はテーブル・クロスをもっていくことにしました。

テーブル・クロスなら誰もが毎日、使うものだからです。それにテーブル・クロスは一生、使うことができるからです。 いろいろなテーブル・クロスをそろえました。
大きなもの、小さなもの、色のついたもの、つかないもの。一番上等だとされている白い亜麻のものも、何枚か揃えました。

ところが、日本でテーブル・クロスを贈っても、あまり喜ばれないことに気が付きました。せっかく差し上げても、全然使われてない様子でがっかりしました。日本にはテーブルはあっても、テーブル・クロスはほとんど使われることがないということを知らなかったからです。

日本では、もともと各人がお膳を使っていました。テーブルで食事をするようになってからも、お膳が大きくなって共同で使うようになっただけで、別にテーブル・クロスなど必要ないのです。それに、もとも、テーブル・クロスは、手掴みで肉を食べていたヨーロッパ人が汚れた手を拭くのに使っていたもので、昔から箸を使っていた日本では必要ないものでした。


今では、ヨーロッパもテーブル・クロスは汚れた手を拭くものではなくなっています。テーブルを美しく飾り、お客様をもてなすために重要な役割を果たしています。


日本でもヨーロッパ風にお客様をもてなしたり、ヨーロッパやアメリカからお客様をもてなすときは、ぜひテーブル・クロスでテーブルを美しく飾っておきたいものです。テーブル・クロスはお客様をもてなす心の現れなのです。

1.テーブル・クロスはかならずテーブル・トップの形に合ったものを選びましょう。テーブル・トップには、正方形のもの、長方形のもの、円形のもの、オーバル(長円形)のものなどさまざまな形のものがありますが、テーブル・クロスもそれに合わせて正方形のもの、長方形のもの、円形のもの、オーバルのものを選びましょう。

2.素材も大切です。亜麻、棉など、素材の良いものを選びましょう。なお、日本では亜麻も大麻も全部一緒にして麻と呼びますが、ヨーロッパ人にとって亜麻(リネン)は絹に匹敵するほど上等なものです。その点は注意して下さい。あくまでも細くて真っ白な亜麻のテーブル・クロスを選びましょう。

3.大きさは、テーブルの端から20~30cmほど垂れ下がるくらいが適当です。

4.基本的な色は白。白ですと合わせやすいということはありますが、TPOに合わせて他の色や柄入りのものを選ぶのもよいでしょう。ただ、その場合はコーディネ–トが難しくなります。


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